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ととナビvol.229 イシガキダイ その2

投稿日:2018年11月15日 更新日:

先週はイシガキダイとイシダイどっちがおいしい?

それは来週のこころだ~

・・・というお話でした。覚えていらっしゃいますか?

で、今日はその続きです。

 

🙇🏻:「イシガキダイはイシダイに比べると、分布域がやや南なんですね。そして、より大型になります。イシダイは、老成魚になってくると口の周りが黒くなるんですけど👇🏻、

イシガキダイでは白くなるんですよ👇🏻。

なので、釣り人の間ではイシダイは「くちぐろ」

イシガキダイは「くちじろ」と呼ばれたりもするんですね。」

 

 

どちらも人気の高い、そして釣るのが難しい魚ですが、

特に大型の「くちじろ」、つまりイシガキダイを釣るというのが磯釣り師のステータスなんですって。

大きなものでは80㎝か、それ以上あるんだそうですよ!!

 

さて、次に、どちらがおいしいかですが、大富先生は・・・

🙇🏻:「もちろん人によって好みは違うかもしれませんけど、私はイシガキダイに軍配が上がると思いますね。どちらもコリコリとした食感の上品な白身ですけど、イシガキダイの方が脂ののりというか、甘味が少し強いように感じますね。」

ああ、おいしそう。。。😍

あと、イシガキダイの旬は秋、まさに今。一方、イシダイは春の魚。

似ている魚どうしですけど、旬の時期は違うんですよ。

 

・・・ところで、皆さんに質問です。この魚👇🏻はイシガキダイでしょうか?

うっすら縞も見えるけど、点々も見えるし・・・

🙇🏻:「実はこれ、イシダイとイシガキダイの交雑個体なんですよ。養殖では、別の種類の魚どうしで交雑個体を作ることがありますけど、イシダイとイシガキダイは天然の海の中で結婚💕して、自然に交雑個体ができることがあるんですね。それだけ遺伝的に近いということですよ。」

 

では、この魚は何という名前なんでしょうか?

🙇🏻:「その昔、近畿大学で人工的にイシダイとイシガキダイの交雑個体を作って、「キンダイ」という名前が付けられたことがあるんですが、生物の名前としてはそれは認められないんですね。実際は、「イシダイとイシガキダイの交雑個体」という名前になるんです。新種ではないので、新しい名前は付かないんですよ。」

 

理由は、交雑個体には次の世代、つまり子どもができないから。

せっかく生まれても、その世代で終わりということなんです。

・・・・なんか、かわいそうですね😢

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