＜花丸句＞　【鹿児島市玉里団地　田之上 セイブン】

庭にうぇ飛つじょい　盆の赤蜻蛉あかぼい　「おい」ち呼よっ

（唱）盆ぼんのお精霊しょろ様さへ　声こえをば掛かけっ

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【鹿児島市玉里団地　田之上 セイブン】

庭にうぇ飛つじょい　盆の赤蜻蛉あかぼい　「おい」ち呼よっ

（唱）盆ぼんのお精霊しょろ様さへ　声こえをば掛かけっ

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【鹿児島市吉野　南谷 久瓜】

両方まんぼ逝いっ　実家さとさめ足あっが　行いこたせじ

（唱）世代でが変かわったや　遠慮えんりょがちなっ

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【姶良市加治木町　池江 蹴平】

八月六日はちろくに　産まれた子供こどが　三十路みそじなっ

（唱）忘わすれあならん　恐怖わざえか被害ひがい

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【鹿児島市明和　松下 ジャンボ】

御お精霊しょろ様さあ　冷ひえ臭くせ料理じゅいに　墓はけ急いそっ

（唱）家族けねが揃そろたや　焼肉やきにくしでっ

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【鹿児島市坂之上　永井 手毬】

同がいじゃいが　父親ちゃんの説教せっきょと　茄子なすん花はな

（唱）一つの無駄むだも無なか　茄子なすん花

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【鹿児島市本名町　有村 秀祭】

叱がられてん　何ないか嬉うれしか　美人シャンの医者いしゃ

（唱）かった血圧が　上あがっ来きたごたっ

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【鹿児島市光山　川畑 光ちゃん】

席順せきじゅんな　真まっ正面ぽし困のさん　ミニが居おっ

（唱）やっぱい気きになっ　目めが走はしい出でっ

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【鹿児島市桜ケ丘　中村 やんかぶい】

彼女ぬしん名前なを　猫い付けたや　女房かけ露見ばれっ

（唱）猫ねこん名を呼よべば　嫉妬じんきすい女房かか

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【垂水市　迫田 てんがね】

嫁よめん娘こが　余いに可愛むぞか　爺じは涙なんだ

（唱）やさし声こえかけ　笑顔えごがはじけっ

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【日置市吹上町　入来院 彦六】

御お捻ひねいが　飛つで来くっ父親ちゃんの　臍へそ踊おどい

（唱）ふざけた踊おどい　黄きいか声こえが飛つっ

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【霧島市隼人町　永谷 勝】

縁側えんがわん　蚊取かとい線香せんこい　煙けび将棋 しょうぎ

（唱）片手かたてな団扇うっば　待まったを掛かけっ

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【霧島市牧園町　濱川 白馬】

漫画せか　見みらんて趣味しゅみあ　読書言ちゅっ

（唱）歴史れきし漫画まんがあ　役立ためなっち自慢じまん

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【姶良市池島町　野崎 文雄】

絵手紙えてがんの　西瓜すかん一片ひとひれ　冷ひゆい身体ごて

（唱）枕元まくらもて置えて　昼寝ひんねどんしっ

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【鹿児島市東谷山　月野木 寿峰】

寝言ねごっ迄ずい　文句ぎゆば言ゆでけた　反抗期

（唱）子供こどんが大人おせない　通過点つうかてん

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【鹿児島市皇徳寺台　狩俣 康俊】

五寸ごすん釘くっ　不器用ぶちほが打うてば　つん曲まげっ

（唱）手付てつっが悪わりち　ねじゅくった釘くぎ

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