未来を語る「鹿児島未来170人会議」

よりよい鹿児島の未来を目指し、地域を盛り上げようと活動、奮闘している皆さんをご紹介する「かごしま未来図鑑」。
きょうは、そんな皆さんが一同に会した「鹿児島未来170人会議」。今月20日に開かれた会議の様子をご紹介します。

鹿児島県の人口の0.01パーセントにあたる170人が集まり、鹿児島の未来について語り合おうという「鹿児島未来170人会議」。
県の委託を受け鹿児島天文館総合研究所・Ten-Labが開いたもので、今年で4回目の開催です。
この会議のテーマのひとつが「対話」と「挑戦」の協働文化づくりです。

立場を超えて話し合い、挑戦する文化をつくる。参加者170人は10代から60代で、会社員や公務員、学生や自営業者など年齢や職業もばらばらです。
このうち、県内各地のNPO法人などで活動する20人がそれぞれの取り組みを1分間で発表し、地域や鹿児島への熱い想いを伝えました。


(かごしまよかとこ発信プロジェクト 木本貴久さん・若松香澄さん)「私たちの思いは、学生と社会人の壁をなくすことです。社会と学生がつながる仕組みを、ここにいる皆さんと一緒に作っていきたいです。」


(かごしまバリアフリーツアーセンター日髙良二さん)「私は中途障害者で、ケガをする前は走る事が一番の楽しみでした。きょうは行きたい所に行ける地域作りを一緒に考え、活動できる仲間を増やすために考えてください。」


(GROAD鹿児島 高野愛佳さん・鈴木涼良さん)「今年の夏、現代版の薩摩スチューデント19名を世界へ送り出したいと考えています。海外派遣事業に参加する学生が、将来の選択肢を増やせるような研修を、一緒に考えてください。」


発表内容は、イラストと文章を一緒にしたグラフィックレコーディングという方法でその場でまとめられます。

リーダーの関美穂子さんは、1回目の170人会議に発表者として参加しました。

(関美穂子さん)「(この会議は)すごくみんなが応援しあえる暖かい場だなと思うので、第1回目はすごくみんなに応援してもらったので、今回はその、温かい感じをサポートできたらなと思ってチームで今回は描こう思います。」


発表者はカフェの代表や主婦、商社マン、定年退職した人など様々ですが、共通するのは鹿児島の未来をそれぞれの立場で考えていること。それぞれが参加者と話し合いたいことを訴えました。

(Kids cafe&bar LINK 種子田璃紗さん)「キッズカフェというと子どもが好きなの?とか、料理が好きなの?と聞かれますが、そういうわけではありません。私はただ、人が好きなんです。」


(児島さゆりさん)「例えば家事の分担もパートナーシップ、愛情表現もパートナーシップ、語りたいけどなかなか語れない、そんなパートナーシップについて、きょうは皆さんと語りたいと思います。」


(YUKUSAおおすみ海の学校 川畠康文さん)「そこをですね、大隅をもっと、滞在・体験できる場所にしたいと考えています。この学校で何をやってみたいですか?皆さんと一緒にわくわくしながら、一緒に考えてみたいです。」


20人全ての発表が終わると、次は対話の時間です。
発表者の取り組みを前進させるには?
170人が20のグループに分かれて、様々なアイデアを出し合いました。

会場は、様々な立場の人が意見を交わす熱気に満ちていました。


事務局も、参加者と発表者の表情に手応えを感じています。

(飯福あすみ事務局長)「プレゼンターのみなさん全員20名の通しのリハーサルができず非常に不安だったんですけど、これだけの熱量になるんだなと本当にびっくりして、皆さんもきっと感動を覚えただろうなと思いますし、やってよかったなと思っています。」


170人が集まり、出会い、みんなで対話し生まれた希望。
ここで生まれたアイデアが、鹿児島の未来をどう変えていくのか?これから期待されます。