高校生が医療従事者にエール
新型コロナウイルスで発表の場を失った奄美の高校生が、医療従事者にエールを送る動画を撮影しました。
先月中旬、奄美市の大島高校で、文科系などの部活動を行っている生徒たちおよそ120人が集まり、動画の撮影が行われました。
文科系の部活動も新型コロナウイルスの影響で発表会やコンクールなどが軒並み中止になり、何か3年生の区切りとなる思い出が残せないかと、今回、医療従事者へエールを送る動画の制作を企画しました。
完成した動画は、冒頭のナレーションを英語部が担当しました。
書道部は、吹奏楽部の演奏に乗せて校舎の屋上でパフォーマンス。
「前進まだやれるその先の夢可能性は無限大」と書き上げました。
新体操部やダンス部は、校舎の廊下でそれぞれのパフォーマンスを披露しました。
(大島高校吹奏楽部 勝沙美玲部長)「がんばって下さっている医療従事者の方に感謝の思いを伝えたいと思い企画した。最後の大会などがなくなってしまったので自分たちの引退の場としての機会も作りたいと思った」
医療従事者をはじめコロナ禍に見舞われた同世代へのエールがこめられた動画。
先月26日から3週間限定で大島高校の公式ブログから見ることができます。