鹿児島県知事選 情勢調査 塩田氏先行、米丸氏・樋之口氏が追う
鹿児島県知事選挙について、MBCと南日本新聞、JX通信社では先月29日・30日にコンピュータで無作為に抽出した有権者に電話で調査し、1003人から回答を得ました。
この調査結果に取材を加味して情勢を分析したところ、先行する現職の塩田康一さんを新人の米丸麻希子さんが追う展開で、その後に新人の樋之口里花さんが続いています。ただ、調査ではおよそ2割が投票先を決めておらず、情勢が変わる可能性があります。
支持政党別にみると、塩田さんはいずれも推薦を受ける自民党支持層の7割近く、公明党支持層のおよそ7割、国民民主党支持層の6割近くを固めています。
米丸さんは、塩田さんの推薦を見送った立憲民主党の支持層のおよそ4割が支持、樋之口さんは、自主的な支援を受ける共産党支持層と、自主投票となった社民党支持層ともに半数ほどが支持しました。
支持政党がない「無党派層」では、塩田さんを支持する人が3割を超えて最も多く、米丸さんが3割近くで続き、樋之口さんが1割近くとなっています。
投票する際に重視する政策については、経済・産業振興・雇用が32%と最も多く、次いで医療・福祉が15%、燃料高騰・物価高対策が14%となりました。