種子島 黒糖づくり始まる

西之表市の沖ケ浜田集落では、先月下旬から今シーズンの黒糖づくりが始まりました。

搾ったサトウキビの汁を釜で煮詰めてアメ状になるよう鍋でかき混ぜたあとで、取り出され、切り分けて乾燥させます。
サトウキビは霜が降りる前に収穫するため、種子島では以前は糖度が上がりきらないまま収穫されることもありましたが、数年前からは糖度の上昇が早い品種「黒海道」が導入され、より品質の高い黒糖が作られるようになりました。
種子島では来年春ごろまで黒糖づくりが行われるということです。

撮影は、種子島のふるさと特派員・番山喜一郎さんでした。