薩摩川内市 新田神社の武射祭

子供達が弓矢で大的を射抜いて悪霊退散を行う武射祭は、600年前から伝わる伝統行事です。高さ1メートル50センチの大的が境内で披露されたあと、7歳になる幼稚園児25人が弓矢で大的を狙いました。

男の子は水色の裃、女の子は赤の緋袴姿で真剣な眼差しで矢を放ちました。矢が大的に当たるたびに、見物客から拍手が送られていました。園児らが射た大的を持ち帰ると、無病息災、五穀豊穣が舞い込むとされ、武射祭が終わると、見物客らは、大的を一斉に破って持ち帰っていました。

撮影は、阿久根市のふるさと特派員・赤木仁一さんでした。