薩摩川内市 民家で冬越すツバメ

薩摩川内市高江町の中野一夫さんと道子さん夫婦の家に巣を作っているのは、ツバメです。中野さんの家では43年前からツバメが巣を作り、今では1シーズンに40羽ほどのヒナが巣立つようになりました。

ツバメの多くは、冬は暖かい東南アジアなどに行きますが、この冬は2羽が鹿児島に残って冬を越しています。2羽は朝9時ごろにエサ探しなどで外に出るものの、夕方は決まって5時過ぎに家に戻って寝ているそうです。
多くの仲間たちが戻ってくる春はもうすぐ。それまで2羽で仲良く冬を越す姿を中野さん夫婦は優しく見守っています。

撮影は、阿久根市のふるさと特派員・赤木仁一さんでした。