出水市 ツルの模型づくり 越冬地の分散化に期待

ツルの分散化につなげようと、出水市の子どもたちがツルの模型をつくりました。

ナベツルの模型を作ったのは、出水市の義務教育学校鶴荘学園の生徒たちです。1メートルほどのベニヤ板に筆で色をつけ、3時間かけて描きました。

国内最大のツルの渡来地・出水市には、世界に生息するナベヅルの9割が冬のため飛来します。しかし、病気が一気に広がってしまうおそれがあるため、分散化が進められていて、出来上がった模型は、長崎県五島の久賀中学校に送り、設置されるということです。ツルの平面模型作りは日本で初めての取組で、分散化が期待されています。

撮影は、MBCふるさと特派員・赤木仁一さんでした。