いちき串木野市 風鈴づくり

いちき串木野市の冠嶽のふもとに「花川焼」の窯を開いている西田次郎さん(65)。6月、工房では今シーズンの風鈴作りが始まっていました。

ロクロを使って土の形を整え、素焼きをした後、夏らしいうちわやアサガオなどの柄の絵付けをします。この日、窯で焼いた作品を取り出す「窯出し」の日を迎えました。

およそ1300度の窯で23時間焼いた陶器の風鈴は、色鮮やかに仕上がっていました。完成したおよそ450個の陶器の風鈴は工房の庭に吊るされ、15日から公開が始まりました。西田さんの工房では7月29日まで風鈴が展示・販売されます。

撮影は、いちき串木野市のふるさと特派員・小島忠義さんでした。