• 幕末維新ニュース
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明治元年11月21日 東京で外国人との交易 許可

きょうは明治元(1868)年11月21日です。東京が諸外国に開かれ、市民に外国人との交易が許可されることとなりました。

新政府は19日東京を諸外国に開き、きょうまでに外国人との交易が市民に許可されました。

築地にはすでに外国人居留地が設けられていて、武家屋敷の跡が洋風建築に建て替えられホテルなども建設され外国人でにぎわっています。

また、周辺には遊郭の開設も許可されました。新吉原の中万字屋弥兵衛と中屋宗四郎がすでに遊郭開設の申請をし、新政府へ借地料などの内金1万5千両を納めているということです。

遊郭の開設地域は、近江膳所藩、信州須坂藩、彦根藩の下屋敷のあった場所でした。

築地や周辺には商家も新しく店を開きつつあって、今後外国人を目当てにした再開発が加速するとみられます。