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慶応4年8月7日 相馬中村藩 新政府軍に降伏

きょうは慶応4(1868)年8月7日です。会津の東、磐城地方の相馬中村藩が、きのう新政府軍に降伏しました。

会津の東の相馬中村藩は、藩主・相馬誠胤に率いられ、奥羽越列藩同盟軍として新政府軍と戦っていました。

しかし、1日にあった浪江の戦いで、同盟軍が敗北。応援に来ていた仙台、米沢などの藩兵も仙台に退却しました。
仙台藩は相馬中村藩へ使者を送り、仙台に逃れて再挙を図るよう促しました。しかし藩主の誠胤は「城を守って討ち死にするのは武門の本懐」と脱出を拒否しました。

その裏で、誠胤は新政府軍に対し8月4日に降伏の使者を出していて、きのう降伏が認められました。

中村城にはきょう、新政府軍の仙台追討総督の四条隆謌が入城し、今後、中村城は新政府軍の拠点として使われる予定です。