慶応4年7月12日 磐城平藩 陥落
きょうは慶応4(1868)年7月12日です。会津の東に位置する磐城平藩が新政府軍に敗れました。
薩摩藩の伊地知正治と土佐藩の板垣退助が指揮する新政府軍の激しい攻撃で磐城平藩が陥落しました。
磐城平藩は、会津の東の側面にあたる要衝で、奥羽越列藩同盟側は、仙台藩などが増援を送り、先月末から戦っていましたが、敗北。
平藩の前藩主で、旧幕府で老中もつとめた安藤信正は、北へ逃れ、応援にきていた仙台などの藩兵も退却しました。
新政府軍は南奥州を制圧し、今後、朝敵とする会津へ攻撃を始めるものとみられます。