100キロ以上旅して戻ってきたサッカーボール
中種子町のふるさと特派員・住岡重寛さん。今月14日、近くの犬城海岸を歩いていたところ、海岸に打ち上げられたサッカーボールを発見しました。
ボールに「アスラン」という文字を見つけた住岡さん。持ち主を探そうとSNSにアップし、情報提供を求めたところ。
(住岡さん)「こういうボールを見つけましたとFBとインスタで上げたんですよ。次の日には「アスラン」ていう宮崎にサッカーチームがあるよと返信がきまして」
手がかりをつかんだ住岡さんが宮崎市の少年サッカーチーム「アスランFC」のインスタグラムにボールの写真と共にメッセージを送りました。すると…。
(住岡さん)「びっくりしていましたね。コーチから親御さんに連絡がいったみたいで、親御さんから私のインスタにたしかにうちの子供がなくしたボールですとメッセージがきました。延岡でサッカーの試合があって、港の近くにグラウンドがあってそこでサッカーをしてて誤って海に蹴りこんでしまったということでした。」
何と住岡さんが拾ったサッカーボールは、宮崎市の小学5年生緒方瑛士くんのもので、種子島まではるばる100キロ以上旅してきたことが分かりました。すぐに住岡さんはボールを送り、およそ2カ月ぶりに持ち主のもとへ無事、戻ったということでした。
(住岡さん)「もう喜んでもらって、そのボールで練習ができるって喜んでいました」