桜島の海がつなぐ家族の絆
先月15日・海の日に桜島フェリーで一日船長を務めた桜洲小学校6年宇都颯一君です。
母親の菜月さん(33)は、特別な思いでこの日を迎えました。
すでに亡くなった菜月さんの父・野原耕一さんと、祖父・一成さんは桜島でブリやカンパチを養殖。さらに曽祖父の熊吉さんは、桜島の養殖などで使う網作りをしていて、3世代で関わっていた桜島の海で、息子の颯一くんが一日船長を務めることになったのです。
前日まで雨が続いていたものの当日の天気は晴れ。
菜月さんは、「颯一君の特別な一日をお父さん、おじいちゃん、そしてひいじいちゃんが見守っていてくれていたんだと思います」とうれしそうに話していました。