100匹超 コイの子ども
湧水町の大薄博文さん(65)が呼んでいるのは、えさを求めて集まってくるコイの子どもたち。その数は100匹を超えるということです。
大薄さんは5年ほど前、両親を介護するため福岡から実家のある湧水町に移り住んだそうですが、両親が育てていたコイの世話も引き受けることに。
試行錯誤を繰り返し、今年は初めてふ化に成功しました。
わが子のようにコイを育てる大薄さんにはこんな悩みが…
「パンくずをやるが、大きい親の方が先に食べて稚魚の方は残りものを食べている状況」
実家の池が手狭になったため、コイの子どもたちは大切に育ててくれる人に譲りたいと話しています。
「コイの好きな人にプレゼントしたいと思っているが、8畳ぐらいの池なので捕獲する方法を模索している」
コイの子どもたちを送り出す日を楽しみにしている大薄さんのハッピーニュースでした。