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鹿児島のイチロー 80歳の誕生日に20歳と対決

鹿児島市のバッティングセンターでホームラン記録を持つ「鹿児島のイチロー」こと、満山一朗さんがきょう、80歳の誕生日を迎えました。

その満山さん、80歳になった記念にきょう、20歳の大学生と対決しました。年の差60歳の真剣勝負。果たしてどちらが勝ったのか?

「鹿児島のイチロー」こと満山一朗さんです。およそ20年前に糖尿病を患い、運動不足解消のためにバッティングセンターで汗を流すようになりました。

以来、1ゲーム24球中、ホームランを何本打てるかという挑戦を続けており、こちらのバッティングセンターでは130キロの速球でホームラン5本という最多記録の持ち主です。

そして、80歳の誕生日を迎えたきょう、バッティングセンターから満山さんにプレゼントされたのは1本の木製バット。さらにボールが飛ぶようにと、これまで使っていたバットより、300グラム重い、1500グラムのバットを満山さんがリクエストしたそうです。

この日、誕生日のお祝いに駆けつけたのは同じバッティングセンターに通う欅田丈司さんと中園雄貴さん。2人とも20歳の大学3年生です。24球中何本ホームランを打てるのか。2人は、きょうの記念に満山さんに真剣勝負を挑みました。
年の差60歳。果たして結果は…

重くなったバットにはじめは少してこずった満山さんでしたが、持ち前のバットコントロールで次第に快音を響かせます。

満山さんは2本のホームラン。対する欅田さんと、中園さんのホームランは1本ずつ。満山さんに軍配が上がりました。

(欅田丈司さん)「バットを短く持ったけれど、それが裏目に出てしまった」
(中園雄貴さん)「満山さんを越えようと思ったが、初球からいい形で入れたが、ちょっとした誤差を修正できなかった」

60歳差をもろともせず勝負に勝ち、満面の笑顔を見せる満山さん。
(満山さん)「私の目標は自分の記録をやぶること。6本つくったら彼らがやる気をなくす。自分は18歳ぐらいのつもり。力もあるし」

これからも満山さんの記録への挑戦は続きます。