団地の交流
エプロン姿で調理をしているのは薩摩川内市平佐町のハイタウン平佐自治会の男性高齢者の皆さんです。
県営、市営住宅に140世帯余り、およそ200人が暮らすハイタウン平佐。このうち、65歳以上の70人余りで作る高齢者サロンでは、観光やカラオケを通じ親睦を図っています。
活動の世話役を務める女性の皆さんへのお礼として、今月17日、3日遅れのホワイトデーで男性の皆さんがカレーライス、サラダ、カップケーキを手作りし、女性陣をもてなしました。
ハイタウン平佐自治会の会長を務める若松まゆみさんは
「美味しかったですよ。今回2回目だったが、前回は女性陣が手伝ったのがあって、今回初めて、全部、買い物からされたんです。嬉しかったですねぇ」
次のイベントは、今月末のグラウンドゴルフ大会だそうです。
「いつもはゲームをしながらだが、今回は本気の試合をしようと練習に張り切っている。お年寄りが笑っているのが一番好きなので、活動しているときは皆さん生き生きしている」
ご近所づきあいが薄い地域もある中、ハイタウン平佐自治会では笑顔の交流が続いています。