「ハブが出たら私が島民を守る」奄美に転入した警察官が猛毒ハブに立ち向かう 鹿児島
奄美警察署にこの春、配属された警察官が、猛毒を持つ毒蛇・ハブの捕獲方法を学びました。
奄美や沖縄に生息し、猛毒を持つハブ。奄美観光ハブセンターで開かれた講習会には、この春までに奄美警察署に配属された警察官29人が参加しました。
ハブは例年、気温が上がるこれから6月にかけて活動が盛んになり、特に夜は餌を求めて活発に動き回るといわれています。
講習会では、緊張した様子で生きたハブを道具で捕獲したり、棒でたたいて気絶させたりする方法を体験しました。
(奄美警察署・本部優海巡査)「もしハブが出た事案があったら、私がすぐに駆け付けて島民を守りたいと思います」
奄美警察署によりますと去年、管内で、ハブの捕獲を求める通報がおよそ20件あり、捕獲などの対応にあたったということです。