• HOME
  • 特集 , 特集・レポート
  • 親子で楽しめるカフェ 元看護士が開業へ「親が自分を大切にできる時間があると、子どもにも優しくできる」子育て世帯をサポート

親子で楽しめるカフェ 元看護士が開業へ「親が自分を大切にできる時間があると、子どもにも優しくできる」子育て世帯をサポート

子育て中のお父さん・お母さんが自分の時間をゆっくりと過ごせるカフェが鹿児島市に完成しました。

鹿児島市の共研公園そばに完成したカフェ「nature」。飲食できるカフェスペースと、子どもが遊べるスペースが設けられています。

(リポーター)「こちらでは、動物の形をした楽器や工具のおもちゃなど、めずらしいものがたくさんあります」

子どもが遊ぶエリアにはドイツやイギリス製の木製おもちゃなどが並び、子どもたちにとっては夢の国のよう。

カフェには、ベビールームや授乳室も設置されています。保育士の資格のあるスタッフが子どもたちを見守るため、親は子どものことを気にせず、自分の時間を過ごすことができます。

カフェを経営する猪八重美里さん(32)です。これまで看護師や保健師として働いてきました。カフェを作ったきっかけは、自身の出産、子育ての経験でした。

(ナチュレ 猪八重美里代表)「子どもが泣くと気が立ったり、余裕をもって子どもに接することができなくなったりしたので、親が心の余裕を持ったり、自分のやりたいことをできたりする時間が大事だなと」

核家族化や共働きの夫婦が増える中、育児を楽しむ余裕がなかった自身の経験から、「親も子もくつろげるカフェ」を作ろうと考えました。

(3児の母親)「他に見てくれる人がいるとすごくありがたい。家にいるとずっと目が離せないのですごく助かる。今後も通っていきたい」

(2児の母)「心強い、自分がゆっくりしたいときはあるので、こういう場所があるとすごくいい。安心して過ごせると思う」

21日は体操やベビーマッサージなど親子の時間を楽しむイベントも初めて開かれました。

(ナチュレ 猪八重美里代表)「ここでコミュニティを作ったり、ほっとする時間を作ってもらい、自分が自分のことを大切にできる時間があることで、子どもにも優しくできることにもつながる」

親と子がのびのびと過ごせるカフェ。忙しい子育て世代に心の余裕をもたらしてくれる新たなスポットとなりそうです。

プレオープン期間中の利用料は大人1回500円、子どもは1時間500円。正式オープンは来月6日です。