• 春の味覚
  • 鹿児島県内各地の「春の味覚」をご紹介します。

南九州市頴娃町のよもぎ餅

鮮やかな新茶の季節を迎えている南九州市頴娃町。しかし今回の主役はお茶ではなく・・・。

小川酒店では、よもぎがつめる2月から5月の期間限定で小川秀廣さん(78)と妻の公子さん(73)のふたりで「よもぎ餅」を作ります。

餅にするよもぎを袋から出すと青々とした春の香りが広がります。

(公子さん)「地元で摘んだよもぎが100%入っていますから、自然そのもの」

5個入り450円で、1日に作る量はおよそ300個。口コミなどで評判が広がり、全国から注文があるといいます。

このよもぎ餅には、おすすめの食べ方があります。

(秀廣さん)「あぶって(焼いて)食べて下さい。あぶらないと本当のよもぎの香りがしない、よく噛んで食べると、よもぎの香り、旬の香りがすぅーっと鼻を通って心地よい気持ちになる」

そして、この地区に伝わる食べ方も。

(秀廣さん)「このへんの人は“どろあめ(あめんどろ)”をつけて食べる」

よもぎ餅につける「どろあめ」は「あめんどろ」とも呼ばれていて、サツマイモを煮詰めて作った蜜です。とろとろのどろあめを焼きたてのよもぎ餅につけて食べるということです。

南九州市頴娃町に伝わる春の味。小川さんはこれからもこの味を地域で繋いでほしいと願います。(秀廣さん)「食べるまで、よもぎの葉っぱを畦に行って摘んで、口に入れるまで17工程ある。各家庭で昔はよく作りおったんですけど、今はだいぶ作る方が少なくなった。これからもずっと続いていってほしいと思う」

よもぎ餅は午前中に作っていることが多いということです。当日の販売数は電話で確認してみてください。

小川酒店 0993-38-0050

南九州市頴娃町別府362

【営】午前7時~午後7時