手作りの制服 消防ファンの園児2人が一日消防署長に

春の火災予防運動にあわせて、鹿児島県のいちき串木野市で地元の園児ふたりが一日消防署長を務めました。ふたりは、毎日のように消防署に駆けつける大の消防ファンです。

大好きな消防車の前でおそろいのオレンジの服を着ているのは、森山湊斗くん(4)と立石理央くん(3)です。

ふたりは夕方になると毎日のように消防署に駆け付け、署員と一緒に消防車を点検します。消防が大好きな湊斗くんと理央くん。消防署で出会い、友だちになりました。着ている救助服は湊斗くんの母親が作りました。

そんなふたりが務めたのが、一日消防署長。春の火災予防運動に合わせて任命され、この日は署員の交代に立ち会ったほか、市役所で行われた救出訓練を視察しました。また職員らにチラシを配って、火災の予防を呼びかけました。

Q.大きくなったら消防士になる?
(立石理央くん)「消防士になる」

(いちき串木野市消防本部 上夷征史課長)「元気に二人が火災予防を呼びかけてくれたおかげで、活気に満ちた、一日消防署長となった」

未来の消防士のふたりは、立派に務めを果たしました。