5日から公立高校入試「いつも通りが一番」塾講師に聞く!入試直前3つのポイント 鹿児島
5日、6日は公立高校の入学試験です。緊張している受験生も多いと思いますが、試験前日はどのように過ごし、当日にどう備えればいいのか?県内の進学塾で聞きました。
鹿児島市の進学塾です。塾では学校での授業を終えた受験生らが、5日に向けて黙々と復習に励んでいました。
(受験生)
「苦手な教科の基本的な内容を復習。緊張しているが、自分のやってきたことを信じる」
「入試の勉強から解放されるのでワクワク。ご飯を食べてお風呂に入って早く寝ようと思う。一生懸命頑張ってベストを尽くそうと思う」
進学塾MUGENの講師・坂元志穂さんです。これまで11年間、多くの受験生を見守ってきた坂元さんが、試験直前の受験生にアドバイスしている3つのポイントです。
【1つ目】新しい問題に手をつけず、基本の復習をすること。
(坂元さん)「今までやってきた問題の確認、短い時間で確認できるものをする。例えば数学の公式や漢字、英熟語などを見直すことで、覚えている確認ができると一番いい。睡眠時間を削って前日まで一生懸命勉強することはおすすめしない」
【2つ目】受験票や参考書など、受験に必要なものは当日の朝に確認すること。
(坂元さん)「当日に心配して1回出してしまうことがあり、そこで入れ忘れてしまう。例えばリビングの机や学習机の上に、当日必要なものを目に見えるように並べて置き、当日朝に確実に確認しながら入れると、忘れ物がないかもチェックが確実にできるのでおすすめ」
【3つ目】家族など、まわりの人が心がけておきたいこと。
(坂元さん)「不安な生徒もたくさんいる。今まで頑張ってきたことは事実として存在しているので、そのことを言葉で伝える。『何があったとしても絶対に味方だよ』というメッセージは言葉で伝えてもらえると、何より力強いメッセージになる」
公立高校入試は、5日・6日に行われ、鹿児島県内ではおよそ9250人が試験に臨みます。
5日は1日雨が降る予想。しっかり雨対策を!6日はやや回復する見込みです。