「健康で笑顔で」桃の節句を前に流しびな 鹿児島・仙巌園
3月3日は「桃の節句」です。鹿児島市の仙厳園では毎年恒例の「流しびな」が行われました。
「流しびな」は一年の無病息災を祈って毎年この時期に行われていています。初節句を迎える女の子やその家族などおよそ30人が参加しました。
流しびなの前にはそれぞれが色紙に将来の夢や願い事を書きました。
「おひなさまになりたい」
「家族が元気でいられますように」
そして願いごとを書いた紙をおよそ2センチの小さなお雛様とお内裏様の人形と一緒に、竹を輪切りにした船に乗せて園内の小川に流しました。
「元気にすくすく大きく育ってもらえれば」
「初節句なので、健康で笑顔で一年過ごしてくれたら。それだけが何よりの願い」
「ネイリストになりたい。ハンバーグ屋さんになりたい」
仙厳園に隣接する尚古集成館別館では、島津家に伝わるひな人形も展示されています。