伝統の入来神舞 田之神様は小学4年生「次は剣舞を」鹿児島県薩摩川内市
薩摩川内市入来町の大宮神社では、新嘗祭で五穀豊穣を祝う、鹿児島県の指定無形民俗文化財入来神舞が奉納されました。
地元の女子中高生4人による猿女舞や、青・赤・白・黒・金の鬼神が舞う四方鬼神舞、小中高校生7人も加わった十二人剣舞などが奉納されました。
最後には入来小学校4年の猪俣拓音さんが田之神役を演じた杵舞が披露され、田之神が豆やみかんなどをまくと、訪れた人たちが我先に拾っていました。
(田之神役を演じた 猪俣拓音さん・10)「(次は)剣舞をやってみたい」「自分が(今後も)いっぱい出て盛り上げたい」
(大宮神社 是枝政文宮司)「いまの子は本当勘が良いという、リズム感というか、すぐ憶えられる」「残そうと思っている。できる限り」
入来神舞は、大みそかにも行われます。