川に沿って流れる大量の霧「川内川あらし」今シーズン初めて出現
川内川に沿って流れる大量の霧、川内川あらしです。よく晴れて冷え込んだ朝に、地上付近の水蒸気が冷やされて霧になり、その霧が川に沿って東シナ海に向かって流れ下る秋の風物詩です。
(亀田気象予報士)「月屋山の山頂です。朝日を受けて川内川あらしがゆっくりと流れています」
18日朝は、川内川の河口付近にある標高160メートルの月屋山から、幻想的な風景を見ることができました。川内川あらし協議会によりますと、今シーズン初めての出現だということです。
(川内川あらし協議会 矢島信一郎さん)「秋になると川内川あらしが出る季節になる。それが楽しみで、頑張って山に登っていきたい」
18日朝の気温は、伊佐市で7.9度、さつま町で8.7度まで下がるなど、26の観測地点で今シーズン最低を観測しました。20日・金曜日に前線の通過したあとは寒気が流れ込み、気温がさらに下がる見込みです。