かごしま総文 文化・芸術に青春ぶつける高校生の夢舞台 3日目までの動き(2023年7月31日放送)
高校生による芸術・文化の祭典「2023かごしま総文」が29日に開幕。連日、全国の文化部の高校生による発表などが行われています。
(生徒代表歓迎のことば 甲南高校3年・三森芽依さん)「いよいよ私たちの青春をぶつける夢の舞台、2023かごしま総文が始まります」
29日、秋篠宮さまと長男の悠仁さまも出席され、開幕した総文祭。鹿児島県内8つの市・町で来月4日まで行われ、全国からおよそ2万人の高校生が参加します。
(秋篠宮さまのおことば)「創造性を発揮し、国の内外に友好の輪を広げていかれることを願っております」
コロナ禍で活動が制限されてきた高校生たちですが…逆境の中でも郷土の風土や歴史を学び、未来へ向かっていく姿を総勢154人がオリジナルの劇で表現しました。
(記者)「こちらの通りでは、全国から集まった高校生によるパレードが行われていて、多くの人でにぎわっています」
初日は、鹿児島市の国道10号の一部を通行止めにしてパレードが行われ、44団体・1500人がマーチングやバトントワリングで沿道を練り歩きました。
(パレードを見た子ども)「すごかった」
(パレードを見た高校3年生)「自分と同じ年代の人が頑張っているのを見て、自分も頑張ろうと思った」
鹿児島では初開催の総文祭。大役を終えた高校生の表情は晴れやかです。
(総合開会式の劇に出演 松陽高校2年・窪田心奈さん)「鹿児島のたくさんの歴史を存分に皆さんに伝えられたのかなと思う」
(演劇部門に出場 鹿児島高校2年・高城麻羽さん)「最初は緊張したけれど、演じているうちに楽しくなってきて、舞台に立てて良かった」
一方、初めての地方での公務となった高校2年の悠仁さまは、それぞれの訪問先で、同年代の高校生と交流されました。
30日は曽於高校で、去年の全国和牛能力共進会で「日本一」に輝いた畜産同好会の生徒が、牛をトレーニングする様子をご覧になりました。
(トレーニングを披露した曽於高校3年・川崎優奈さん)「きょうは牛がまっすぐ私のことを見て、いつも以上にしっかり立っているなと感じた。(牛には)おつかれさまと声をかけてあげたい」