新型コロナ 鹿屋市の医療機関でクラスター 県内では新たに13人
鹿児島県は鹿屋市の医療機関で県内で23例目となる新型コロナウイルスの感染者集団=クラスターが発生したと発表しました。
クラスターが発生したのは、鹿屋市笠之原町にある「恒心会おぐら病院」で、これまでに職員4人と入院患者4人の20代から80代の男女8人の感染が確認されています。
入院患者は同一の病棟に入っていて、新型コロナ患者ではなかったため、県は院内感染があったとみています。8人に少なくとも重症者はいないということです。
一方、県は31日、新型コロナの感染者が新たに13人確認されたと発表しました。感染が確認されたのは、鹿児島市の10歳未満から70代の男女あわせて10人、東串良町の80代女性、鹿屋市の40代と80代の男性2人、あわせて13人です。13人のうち7人はすでに発表されている感染者の接触者で、1人は鹿屋市のクラスター関連です。
これで、県内の感染者は累計で1622人で、医療機関などでの療養者は172人、このうち重症は4人です。