年末年始 発熱したらどうする?

新型コロナの感染拡大が続く中で迎える年末年始、急な発熱など感染が疑われる症状が出た場合はどうすればいいのか、まとめました。

鹿児島県は、感染が疑われる症状が出た場合は、まず「かかりつけ医」に電話で相談するよう呼び掛けています。「かかりつけ医」がいない場合は、県内14か所の保健所にある受診・相談センターに電話で相談をします。

電話での相談を経て受診が必要と判断された場合は、県が指定する「診療・検査医療機関」が紹介され、そこで検査などを受けることになります。しかし、年末年始は「かかりつけ医」が休診している場合もあります。

その場合は、地域の受診・相談センター、または、23の医療機関が指定されている「電話相談医療機関」に電話をしてください。夜間なども同様です。「電話相談医療機関」は県のホームページに一覧が記載してありますが、このうち、喜界徳洲会病院は12月30日の午後から1月3日までは休診となっているほか、受付時間なども病院によって異なるので、県のホームページで確認してください。

「かかりつけ医」がいなかったり休診だったりする場合に電話をする受診・相談センターの電話番号はごらんの通りで、年末年始や夜間も受け付けています。ただ、年末年始は電話が集中する可能性があります。県は、通常の休日と同じ体制をとるしていますが、かかりつけ医の休診日などは事前に調べておきましょう。



また、塩田知事は24日、年末年始の新型コロナ対策についてのメッセージを出しました。今は「医療機関はひっ迫していない」として県境を越えた移動などの自粛は呼びかけないものの、帰省など感染拡大地域との往来については必要性をしっかりと考え、往来する場合は体調管理をしっかりと行った上で、基本的な感染予防対策を必ず守る。体調不良の場合は移動を控えてほしいと呼びかけています。

忘年会や新年会などの会食については、なるべく普段から一緒にいる人と小人数、短時間で開催し「食べる時以外はマスクを着用する」よう求めています。

初詣などのイベントについては、3密をできるだけ避け、人と人との距離を十分に確保してほしいとしています。
知事は危機感を持って行動し、「静かな年末年始」にするよう協力を呼びかけています。