新型コロナ感染 新たに8人 与論では3か月ぶり
鹿児島県内では3日、新型コロナウイルスの感染者が新たに8人発表されました。このうち5人が与論町で、与論町での感染確認は8月7日以来、およそ3か月ぶりです。
県によりますと、新たに感染が確認されたのは、与論町の10代から50代の男女5人と、鹿児島市の30代と40代の男性、日置市の30代女性のあわせて8人です。
与論町の5人のうち3人は親族や知人同士で、今のところ島の外への往来や島の外との接触は確認されておらず、残る2人との接触も確認されていないということです。
与論町では7月下旬から8月上旬にかけて56人の感染者が確認された感染者集団=クラスターが発生しました。感染者の確認は8月7日以来、およそ3か月ぶりとなります。
3日に発表された8人のうち与論町以外の3人は、今月1日に鹿児島市の高齢者施設で判明した県内7例目のクラスター関連で、このクラスター関連は14人になりました。
県内の感染者は累計で483人となりました。2日時点で12人が医療機関や宿泊施設で療養中で、重症者はいません。