集落の繁栄を願い 屋久島で伝統の「岳参り」

屋久島で山の神に集落繁栄などを祈願する、島の伝統行事岳参りが行われました。

岳参りは、屋久島で江戸時代に始まったとされる伝統行事で、山のほこらに祭る神・一品宝珠大権現に浜砂、米、野菜などを捧げ、集落の繁栄などを願います。岳参りは集落ごとに行われ、宮之浦集落では年に春と秋の2回、標高1936メートルの宮之浦岳に登り、山頂付近のほこらにお参りしています。

今年は集落にある益救神社の神職が初めて同行し、新型コロナウイルスの早期収束も祈願しました。