インフル2週連続減少も警報継続 「年末年始は対策徹底を」

鹿児島県内では、インフルエンザの感染者数が2週連続で前の週を下回りました。

県によりますと、インフルエンザの今月24日までの1週間の定点あたりの感染者数は25.78人。前の週を11.12人下回り、2週連続で減少しましたが、流行発生警報が発令中です。

県内に14ある保健所のうち最も多かったのは西之表の47.00人で、このほか鹿児島市と鹿屋、出水も警報レベルの30人を超えています。

また、子どもを中心に広がる咽頭結膜熱は、定点当たり5.61人で、4週連続で増えていて、流行発生警報が出されています。
新型コロナは定点あたり3.35人で、2週連続で減少しました。

ただ、年末年始は人の移動や会食の機会などが増えるため、県は対策の徹底を呼びかけています。

なお、県はあす29日から1月3日まで対応する受診・相談センターの連絡先や、医療機関の一覧を、新型コロナの総合サイトで公開しています。