インフル8週連続増加 学年・学級閉鎖小中高校36校で 鹿児島

 

インフルエンザの感染拡大が止まりません。鹿児島県内の感染者数は8週連続で増加し、学年、学級閉鎖も相次いでいます。

県によりますと、インフルエンザの今月10日までの1週間の定点あたりの感染者数は40・8人で、前の週を6・36人上回り、8週連続で増加しました。

保健所別では鹿児島市の62・77人が最も多く、そのほか県内に14ある保健所のうち伊集院・川薩・出水・姶良・鹿屋・西之表のあわせて7か所で、警報レベルの30人を上回り、志布志や加世田など6か所で注意報レベルの10人を超えています。
今週に入り、学年閉鎖は小中高校あわせて13校、学級閉鎖は23校となりました。

また、子どもを中心に広がる咽頭結膜熱、いわゆるプール熱の定点あたりの感染者数は前の週より0・3人多い4・08人で、流行発生警報が出されています。

一方、新型コロナの定点あたりの感染者数は前の週を0・95人上回る3・69人で、3週連続で増加しました。

県はこまめな手洗いや適切な換気など感染対策を徹底するよう呼びかけています。