新型コロナ感染者4週ぶり増加 ヘルパンギーナ出水で警報レベル 4年ぶりデング熱報告も
9月1日発表された新型コロナウイルスの1週間の定点あたりの感染者数は、鹿児島では13・48人で、4週ぶりに前の週を上回りました。
先月27日までの1週間に県内で報告された新型コロナの定点あたりの感染者数は、前の週より2・59人多い13・48人で、4週ぶりに前の週を上回りました。
30日時点で県内で入院しているのは502人、宿泊療養が3人、重症者は1人、病床使用率は37・9%です。
また、乳幼児がかかりやすい夏かぜの「ヘルパンギーナ」の定点あたりの感染者数が、出水保健所管内で6・67人となり、流行発生警報基準の6人を上回りました。
また、先月22日、鹿児島市の医療機関を受診した国外に住む20代の女性が、デング熱に感染したと保健所に届け出がありました。女性は発熱や頭痛などの症状があり、医療機関に入院したということです。
デング熱はデングウイルスに感染した蚊にさされることで発症し、高熱や関節痛、発疹などを引き起こす感染症で、県内で確認されたのは2019年以来、4年ぶりです。