「まさにコロナ第8波 寒くとも換気など対策を」知事がメッセージ 新たな行動制限は設けず

新型コロナウイルスの感染者数が20日は103日ぶりに2000人を超えるなど、「第8波」の感染拡大も懸念される中、塩田知事は先ほど午後3時からメッセージを発表し、年末年始の対策の徹底を呼びかけました。

(塩田知事)「きょうも(感染者数が)2500人程度。まさに第8波が到来しております」

塩田知事は午後3時から年末年始に向けた県民へのメッセージを出しました。

県内の感染者数は、夏以降、一度は減ったものの、増加傾向が続いていて、20日は103日ぶりに2000人を超えました。
また、病床使用率も10月下旬には1桁にまで下がっていたものの、その後、再び上昇に転じ、20日は104日ぶりに50%を超え、県が今月2日に警戒基準を見直してから初めて4段階の警戒基準のうち2番目に高いレベル3相当となりました。

医療供給体制について知事は「ひっ迫はしていない」として、現在の警戒基準「レベル2」を維持し年末年始の新たな行動制限は設けない考えですが、このまま感染拡大が進めばひっ迫も懸念されるとして、冬場でも換気を行うなど感染予防対策を改めて徹底するよう呼びかけました。

(塩田知事)「気を緩めると感染が急拡大し第8波の波がさらに大きくなる可能性。健やかにクリスマス・正月を迎えるためにも今一度、感染防止対策の徹底にご協力をお願いする」