新型コロナ 鹿児島県内で亡くなった人の約95パーセントは60歳以上

鹿児島県内でこれまでに新型コロナに感染して亡くなった人のうち、およそ95パーセントが60歳以上であることがわかりました。

(県の説明)「死亡者の状況についてです。60歳代以上の高齢者が約95パーセントという状況になっています」

23日に開かれた県議会・環境厚生委員会での県の説明によりますと、県内で新型コロナに感染して亡くなった人は、今月19日現在、342人で、このうちのおよそ95パーセントが60歳以上となっています。そして、そのほとんどが基礎疾患がある人たちということです。

また、今月17日現在の入院患者845人のうち、60歳以上が752人で、全体の89パーセントを占めているということです。

県は、重症化するリスクの高い高齢者らの感染を防ぐための対策や、基本的な感染防止対策の徹底などをあらためて呼びかけています。