新型コロナ重症者が増加 重症病床使用率は33.3% 警戒基準導入後初の30%台に 鹿児島

鹿児島県内の新型コロナ病床の使用率は、15日時点で65.7%と、前日より1.2ポイント上がりました。
鹿児島県の新型コロナ警戒基準は現在レベル2ですが、レベル3の目安となる50%以上の状況が続いています。

県内では15日時点で医療機関への入院が前日より34人少ない881人、宿泊施設への入所が前日より13人少ない1340人、自宅待機が前日より274人少ない1340人です。

重症者の数は、いわゆる第7波の感染拡大が始まって以降も今月13日までは1桁が続いていましたが、14日時点で11人、15日時点で13人に増えています。

重症者用の病床使用率は33.3%と、レベル2の目安となる20%以上となっています。

県がオープンデータとして公表している統計データによりますと、重症者用の病床使用率が30%台になるのは、おととし8月に警戒基準を導入してから初めてです。
酸素投与が必要な中等症は132人となっています。