鹿児島県が「爆発的感染拡大警報」発表 病床使用率37%で危機感
新型コロナの感染急拡大を受け、塩田知事は15日、鹿児島県独自の「爆発的感染拡大警報」を発表しました。
(塩田知事)「県内全域を対象に、爆発的感染拡大警報を発令する」
塩田知事は県内の新規感染者数が連日、1500人を超える感染急拡大の状況を受け、県独自の「爆発的感染拡大警報」を15日付けで発表しました。
県は「爆発的感染拡大警報」を先月29日に解除し、「感染拡大警戒期間」に警戒レベルを下げたばかりでした。塩田知事は、警戒基準についてはレベル2を継続し、行動制限も設けない考えを改めて示した一方で、現在、病床使用率が37・2%と上昇傾向にあることに警戒感を示しました。
(塩田知事)「一つの目安としては、病床使用率50%が、レベル3のメルクマール(指標)。専門家の意見も聞いて(レベル引き上げを)判断したい」
県は基本的な感染対策の徹底を改めて呼びかけています。