「まん延防止」適用開始 学校現場も対策強化
新型コロナの感染急拡大を受け、鹿児島県内全域に「まん延防止」措置の適用が27日から始まりました。学校では感染対策をより強化し、通常の授業が行われていました。
「まん延防止等重点措置」は、27日から来月20日まで県内全域に適用されます。県は、全市町村の飲食店に営業時間の短縮を要請するほか、123か所で行っている無料PCR検査の期間を来月20日まで延長します。また、県有施設は休館にせず、感染防止策を徹底した上で原則、利用可能とします。
鹿児島市の市立学校は原則、通常登校を続けるということで、全校児童249人の武岡台小学校では、いつも通りの登校風景が見られました。教室では、担任が正しいマスクの付け方や手洗いなど、感染予防をより徹底するように指導していました。
MBCが各市町村に取材したところ、「まん延防止」の期間中、さつま町は「分散登校」を、霧島市は「時差登校」を各学校の判断で行い、それ以外は「通常登校」を続けるということです。
鹿児島市では、感染状況に応じて各学校の判断で時差登校や、授業時間を5分短縮し、部活動を来月2日までの1週間は停止するとしています。