新型コロナ 鹿児島県最多の370人 指標も悪化
鹿児島県内では22日、新型コロナウイルスの感染者が新たに370人発表され、20日を更新し過去最多となりました。
県内で感染が新たに確認されたのは、370人で、県内の1日の感染者数としては20日の303人を上回り、過去最多となりました。
また、鹿児島市も202人で21日の158人を上回り、過去最多です。
【市町村別の内訳】
鹿児島市で202人、霧島市62人
日置市・奄美市・姶良市15人、鹿屋市11人
薩摩川内市9人、曽於市6人、出水市5人、志布志市・南九州市・さつま町4人
いちき串木野市・伊佐市3人、指宿市・肝付町2人
枕崎市、阿久根市、龍郷町1人
県外5人
このうち、クラスター関連は日置市の高齢者施設関連で新たに9人、薩摩川内市役所関連では新たに5人確認され、いずれもあわせて16人となりました。
県内の感染者は累計で1万2057人です。
21日時点で193人が医療機関に入院中で、583人が宿泊施設で療養し、830人が自宅待機となっています。酸素投与が必要な中等症は11人で、重症者は1人です。
一方、県の感染拡大警戒基準は現在、レベル2ですが、感染拡大に伴って指標が悪化してきています。21日時点で、医療機関の病床使用率は34.0%となり、レベル2の目安である20%を上回っています。人口10万人あたりの新規感染者数は95.70人、人口10万人あたりの療養者数は101.1人、直近1週間のPCR陽性率は15.2%で、いずれもレベル3相当となっています。