まん延防止要請「病床使用など見極め今後判断」 鹿児島県知事

全国で新型コロナのまん延防止等重点措置の適用要請が相次いでいます。塩田知事は、21日、鹿児島も要請するかどうかは、病床使用率などの今後の状況を見極めた上で判断する考えを示しました。

(塩田知事)「今はまだ病床使用率が3割、ここ数日の様子をしっかり見極めて判断する必要がある」

新型コロナのまん延防止等重点措置は21日から、全国16都県に広がりました。さらに13道府県が新たに要請・検討をしていて、九州で適用もしくは検討をしていないのは鹿児島県だけとなっています。

県内に567あるコロナ病床の使用率は19日時点で29.1%ですが、塩田知事は21日の定例会見で、まん延防止等重点措置の要請は、県全体の病床使用率が30%から40%まで上昇した段階で判断する考えを示しました。

(塩田知事)「レベル2と3の間に“まん延防止”がある、(病床使用率)30~40%の間に適用のタイミングがあるのではないか」