鹿児島県内の病床使用率30%に迫る 出水は60%超に

新型コロナの感染が急速に広がる中、鹿児島県内の病床使用率は29.1%と上昇し、30%に迫っています。また、医療圏別では出水が60%を超えました。

19日時点で県内に567あるコロナ病床の使用率は29.1%となり、前の日より4.4ポイント上昇しました。

病床使用率を医療圏ごとに見ると、曽於は病床が9床しかなく、100%となっています。次いで31床の出水市が61.3%と60%を超え、33床の肝属が48.5%、80床の奄美が43.8%、30床の川薩が36.7%、38床の南薩が34.2%、79床の姶良・伊佐が20.3%、そして、病床が234床と最も多い鹿児島は19.7%、33床の熊毛は6.1%となっています。

ただ、病床の数は地域差が大きいため、県は「周辺地域と連携しながら患者の受け入れを進めたい」としています。