新型コロナワクチン 3回目接種前倒し 鹿児島市長「準備すすめる」
新型コロナワクチンの3回目の接種が1日から始まりましたが、新たな変異ウイルス「オミクロン」の感染拡大を受けて、国が検討している原則8か月以降とする接種間隔の前倒しについて、鹿児島市の下鶴市長は対応できるよう準備する考えを示しました。
新たな変異ウイルス「オミクロン」の世界的な感染拡大を受け、政府は2回目接種から原則「8か月以降」としている接種間隔を、自治体の判断で、6か月に前倒しする対象を拡大する方向で最終調整に入っています。
この接種間隔の前倒しについて、鹿児島市の下鶴市長は2日の定例会見で「対応できるように準備を進めたい」と述べました。
(下鶴市長)「接種間隔については、特定の条件に合致した場合に、6か月に短縮できる。情報収集を進めながら、いかなる場合にも対応できるよう準備を進めていきたい」
鹿児島市では、1日から医療従事者への3回目のワクチン接種が始まっており、一般については、65歳以上の高齢者が来年1月以降、そのほかの世代については来年3月から順次、接種していく予定です。
一方、塩田知事は、実施主体の市町村から要望があれば、ワクチンの供給を国に求めていく考えを示しました。