鹿児島市 医療従事者への3回目ワクチン 早ければ12月から

鹿児島市は、医療従事者などを対象とした新型コロナの3回目のワクチン接種を、12月から始められるよう準備しています。

新型コロナワクチンは2回目を終えて半年後には、感染を防ぐ「中和抗体」の量が半分程度に減少するとの研究結果も出ていて、国は12月をめどに医療従事者などを対象に、3回目の接種を進める方針です。

鹿児島市によりますと、2回目接種から8か月経過した医療従事者などに、3回目接種を始める予定で、11月中旬以降3回目の接種券を発送し、12月から接種を始められるよう準備を進めているということです。対象は市内の3万8000人で、ワクチンはファイザー社製です。

なお、鹿児島市の接種率は1回目が80.9パーセント、2回目が71.2パーセントです。
市では、接種期限を1回目が11月9日まで、2回目を11月30日までとしていて、希望者への早めの予約を呼びかけています。