屋久島町で新たに会食クラスター発生「消毒やマスク着用されず」
鹿児島県は16日、屋久島町で開かれた会食で、新型コロナの新たなクラスターが発生したと発表しました。これまでに8人の感染が確認されています。
新型コロナのクラスターが発生したのは、屋久島町で10月中旬に開かれた会食で、これまでに10代から50代の男女8人の感染が確認されています。
飲食店ではなく、参加者の自宅で開かれた会食でした。県は、要因について「換気はされていたが、消毒やマスク着用がなされず、密接な状態だった」としています。
県内で新たなクラスターが発表されたのは先月16日以来、1か月ぶりです。
なお、県内では16日、新たに4人の感染が発表されました。
・鹿児島市 10歳未満の女の子
・屋久島町の10代と30代の男性
・西之表市の30代男性
女の子は感染者の接触者、男性3人は16日発表された屋久島での会食クラスター関連です。
県内の累計感染者数は9096人となりました。
15日時点で、医療機関などでの療養者は23人、自宅待機は2人です。重症者はおらず、酸素投与が必要な中等症は2人です。