アストラゼネカ社製ワクチン接種始まる アレルギーの人など対象に

鹿児島県は2日から、イギリスのアストラゼネカ社製のワクチン接種を始めました。

県内のワクチン接種は、これまでアメリカのファイザー社とモデルナ社の2種類でしたが、これらのワクチンに含まれる「ポリエチレングリコール」と呼ばれる成分へのアレルギーなどで接種ができない人がいました。

このため、県は、この成分が含まれないアストラゼネカ社のワクチン接種を新たに始めることにし、2日、鹿児島市立病院でおよそ100人が1回目を接種しました。

予約の受け付けはすでに終わっていて、2回目の接種は11月27日に行われますが、県は、要望があればアストラゼネカ社のワクチン接種を今後も行うことを検討するとしています。

なお、県内のワクチン接種率は9月30日時点で、1回目が63.75%、2回目が54.19%となっています。