鹿児島 県内全域の時短要請 解除へ

政府は28日、鹿児島県を含む8県の「まん延防止等重点措置」を30日で解除することを決めました。これを受け、県は県内全域の飲食店に出している営業時間短縮要請の解除を決めました。

県は28日夜、対策本部会議を開き、県内全域の飲食店に出している午後8時までの営業時間短縮要請や、鹿児島市の飲食店の酒類提供の停止、大規模集客施設の営業時間短縮要請を期限の今月30日で解除することを決めました。

また、警戒基準を10月1日から「ステージ3」に引き下げるほか、県独自の緊急事態宣言も終了し、「感染拡大警戒期間」に移行します。

県有施設の利用制限は、感染対策の徹底を求めた上で解除されます。「プレミアム付きかごしま旅クーポン」の利用自粛要請も解除し、LINEクーポンの販売を県民限定で再開します。12月までだった利用期限は1月まで延長します。

また、知事は「時短命令」に応じなかった鹿児島市内の13店舗に対し、特措法に基づき20万円以下の過料を科す手続きに10月1日から入ることを明らかにしました。