新型コロナ 鹿児島県内で新たに30人 1人死亡

鹿児島県内では15日、新型コロナの感染者が新たに30人確認されました。また感染者1人の死亡が発表されました。

新たに感染が確認されたのは、鹿児島市で16人、鹿屋市で5人、霧島市と奄美市で3人、薩摩川内市、いちき串木野市、姶良市で1人など、あわせて30人です。30人中4人がクラスター関連、17人はこれまでの感染者の接触者、残る9人の感染経路は調査中です。感染者の累計は、8929人となりました。

医療機関などでの療養者は394人、自宅待機者は45人、重症は7人、酸素投与が必要な中等症は47人です。また県は、感染者1人の死亡を発表しました。県内の死者の累計は59人です。

なお、県と鹿児島市は、先月、鹿児島市のいまきいれ総合病院で発生したクラスターの感染者について、これまで9人と発表していましたが、20代から90代の男女39人になったと発表しました。入院患者の転院で感染が拡大し、別の2つの医療機関でも感染が広がったということです。

一方、県内の警戒基準は、現在、最も高いステージ4ですが、13日時点で5つの指標、全てでステージ3の範囲内に収まりました。県はステージ引き下げの判断について「指標が全てステージ3水準であっても、ただちに下げるわけではなく、感染状況の推移をみて判断する」としています。