新型コロナ感染者 県内新たに49人 20日ぶり100人下回る

鹿児島県内では30日、新型コロナウイルスの感染者が新たに49人発表されました。1日の感染者数が100人を下回ったのは20日ぶりです。

新たに確認されたのは、鹿児島市の31人、霧島市、湧水町、鹿屋市のそれぞれ3人、大崎町、姶良市、奄美市のそれぞれ2人、薩摩川内市、徳之島町、曽於市のそれぞれ1人のあわせて49人です。

1日の感染者数が100人を下回ったのは、今月10日以来、20日ぶりです。これで県内の累計感染者は8027人となりました。

感染者数が29日より79人減ったことについて、県は「医療機関は日曜が休日体制で、受診やPCRの検査件数が少なくなるため、感染数も少なくなった」とみています。

鹿児島市発表分は29日に比べ半数以下に減りましたが、市の担当者は「お盆明けに比べ、人の流れが少し落ち着いてきたかもしれない。ただ、減少の兆しがあるかは、あす以降の状況をみなければ分からない」としています。

29日時点で、医療機関などで療養している人は857人で、うち重症は5人、酸素投与が必要な中等症は99人です。自宅待機している人は876人で、142人減りました。