妊婦のワクチン接種 26市町「優先する」

千葉県で、新型コロナに感染した妊婦の入院先が見つからず自宅で早産し、赤ちゃんが死亡したことなどをうけ、鹿児島市は30日、妊婦の優先接種の方針を示しました。
MBCが県内の市町村に取材したところ、26の市と町が妊婦へのワクチン接種を「優先する」としています。

MBCが県内の全43市町村に30日に取材したところ、妊婦への新型コロナワクチンの接種を「優先する」と回答したのは、鹿児島市、奄美市など26市町でした。

そのうち、霧島市や指宿市、錦江町などは優先して予約できるようにするとし、いちき串木野市、曽於市、鹿屋市など11市町は希望する妊婦はキャンセル待ちに登録してもらい、キャンセルが出た場合、優先して接種できるということです。

また、日置市、長島町、湧水町など14市町村はワクチン接種がスムーズにすすんでいて、予約が取りやすいなどとして「優先の必要はない」としています。

なお、姶良市、肝付町、西之表市は妊婦の優先接種を「検討中」としています。